Monthly Archives: 2月 2018

2018年4月20日(金)午後診は休診

2018年4月20日(金)午後診は、院長が日本眼科学会総会において緑内障に関する演題発表のため、休診とさせていただきます。午前診は通常通り行います。予めご了承くださいませ。

2017年統計

2017年度は、白内障ないしは緑内障手術目的で、21箇所の眼科医療機関から、また4カ所の眼科以外の医療機関からご紹介を頂きました。ご紹介頂き誠に有り難うございました。病状がおちついた患者様へはご紹介頂いた眼科様へお戻り頂くようお話ししております。

2017年の院長の手術統計をまとめました。

白内障手術(水晶体再建術)188件(内、当院158件) (後嚢破損、感染症等の合併症0件)

緑内障手術(線維柱帯切開術・線維柱帯切除術等)79件(内、当院24件)

(上記は2017年3月から12月まで 当院:明石のかなもり眼科クリニック)

その他の顕微鏡下手術(斜視、翼状片等)23件

硝子体注射24件

網膜レーザー・緑内障レーザー・後発白内障レーザー手術 計100件

 

引き続き2018年も、神戸大学附属病院等で第一線で緑内障手術を行ってきた経験をいかし、より安全かつ効果の高い手術をめざしていきたいと思います。

 

2月3日神戸アイライト協会にての講演

ロービジョンケアを行っておられる「神戸アイライト協会」にて、院長が緑内障に関する講演を患者様やそのご家族、支援者の皆さま向けに行いました。緑内障や視神経症の診療にあたっていると、どうしても見えにくい方の治療の限界を感じることも多々あり、多方面からの支援が必要となります。

神戸アイライト協会にはいつもお世話になっております。神戸アイライト協会は見えにくい方向けにいろいろなグッズ展示や支援を行っている特定非営利活動法人です。http://www.eyelight.eek.jp

もっとこのような活動が認知され、支援の輪が広がることを期待します。

 

1月28日 日本眼科手術学会に参加しました。

2018年1月28日(日)第41回 日本眼科手術学会に当院スタッフが参加しました。

前日の27日(土)には、当クリニックの院長がインストラクションコースで講演されました。

手術学会2

手術学会3

第41回目となる今年の手術学会は、京都の国際会館にて行われました。眼科医師はもちろん、看護師や視能訓練士など、多岐にわたる専門のスタッフが参加します。

眼科の手術で代表的なものとしては、白内障手術、緑内障手術、硝子体手術などが挙げられます。

また、同じ白内障手術でも、超音波を用いて水晶体の中を砕き、吸引する ”超音波乳化吸引術” や、水晶体の袋の中を眼外へ取り出す ”嚢外摘出術” 、水晶体を袋ごと眼外へ取り出す ”嚢内摘出術“ など、手技の異なる術式があります。

一般的には超音波乳化吸引術が行われますが、すべての症例で同じ手技を行えばうまくいく訳ではありません。そこで、患者様一人ひとりに応じた手術を行うのと同時に、トラブルが起きた時には、それに対応する知識、技術が必要になります。

今回の学会では、術前検査のコツや、眼内レンズについて、また、手術の基本的な流れから応用、トラブルのリスク回避について、など様々なことを学ぶことができました。

当院は、手術を行う医師だけでなく、手術に関わるスタッフ皆が知識を深め、共有し、患者様が安心安全に手術を受けていただけるように努めます。

視能訓練士 W