前眼部OCT CASIAを導入致しました。これにより前眼部(角膜や隅角)の詳細な画像検査及び精密な角膜トポグラフィー検査が可能になります。CASIA導入前は、厚労省先進医療「前眼部三次元画像解析」の認定施設として、後眼部OCTにアタッチメントをつけて無料で撮影しておりました。
CASIA導入により高速かつ広範囲の検査が数秒で可能になりますので、主に下記の3つの診療の精度があがります。
①狭隅角や閉塞隅角緑内障では急性緑内障発作のリスクがありますが、隅角を解析することでより精密な管理・診断が可能
角膜形状を高度に解析できますので、
②円錐角膜の診断
③角膜後面乱視や不正乱視の検出などにより多焦点眼内レンズの適応をより適切に診断
白内障手術前後の狭隅角眼のCASIAによる解析です。